

米国インターナップ社とNTTグループとの合弁企業であるインターナップ・ジャパンは、複数大手キャリアのインターネットバックボーンの中から、常時安定したインターネット接続の選択を可能とする米国独自技術「インテリジェントルーティング」をデータセンターに備えている。今回はこの技術により安定したオンラインFXを運営する株式会社サイバーエージェントFXのシステム担当者に話を聞く。

サイバーエージェントFXでは、2003 年11 月より、インターネット上で「外国為替証拠金取引(通称FX)」のサービス、「外貨ex」を提供しています。2006年6月、自社システムを導入しましたが、導入直後からシステムの安定稼動が最大の懸案事項となり、近い将来、顧客数や取引量の成長スピードが自社システムの許容量を超えてしまうことへの危機感から、自社システム導入後1年を待たず、2007年5月に新たなシステムへのリプレイスを決断しました。
新システムへのリプレイスでは、内部アプリケーションは元より、サーバ機器、データセンターなど、インフラ面も全て見直す必要がありました。データセンターを選定する際、基本的なファシリティに関して重視したのはもちろんですが、それ以外にも下記要件に関して考慮する必要がありました。
・新システム導入に向けて、最速でラック・電源設備のインフラが準備できること
・将来的な弊社のサービス規模拡大を見越して、予めまとまったラックスペースを確保できること
・弊社の将来性をご考慮頂いたお見積もり内容をご提示いただけること

インターナップが、著名な金融機関への導入実績を豊富に持っていることに加え、最大の決め手となったのは、他社にはないインテリジェントルーティング機能を1 契約で冗長化してご提供頂けるという点でした。競合他社とのサービス差別化をシステムインフラの面から考える場合、根幹に位置するデータセンターに関してはあまり議論の対象にならず、規模の大きなiDCに導入すれば安心だろうと、軽視されてしまうことが多いように感じます。この点、インテリジェントルーティングという独自技術は、サイバーエージェントFXのシステムをより確固たるものへと強化し、競合他社との差別化をインフラ面から図ることができると判断しました。


2007年5月のシステムリプレイス後安定稼動を実現し、その後も取引量の増加に対応するため随時システム増強・刷新して参りました。システムインフラに磐石の態勢が整ったことでサイバーエージェントFXでは更なるサービス規模の拡大が可能となりました。
今後も継続的なシステム増強を図りながら、引き続きより多くのお客様に、安心してサイバーエージェントFXで取引して頂けるように、より良い取引環境を提供していきたいと考えています。
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