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INAP流

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「インターナップ流」という題名について

2014年12月19日

インターナップの流儀、チームのスタイルやカルチャーについてお話ししたりしなかったりするブログとして、各チームメンバが色々と書いていきますのでこれからよろしくお願いします。

とりあえず表題については、「流」と言うからには当社のチームにまず流儀があるかどうかがポイントだと思うのですが、特に流儀があるわけではないかな、と思ったわけです。終わっちゃいますねこのブログ。

終わっちゃうとせっかく作った新しいレイアウトが壊れてしまうので、何か流儀らしいものを考えたらありました。
流儀が無いんじゃないか、と思った理由でもありますが、僕らエンジニアチームが日々仕事をしていく中で一番しっくりくる言葉をご紹介させていただきます。

「誰のせいか考える暇があるなら、やるべきことをやる」

行動指針です。別に「誰か」じゃなくて「何か」でもいいのかな、と思います。
誰かの思惑や何かに、また自分たち自身の流儀に縛られたりする前に、できることをやって解決に導くのが大事だと思っています。それこそが流儀といえば流儀かなと思いました。
工学系の方は共感することも多いのではないかな、と勝手に思っていますがどうでしょう。

この言葉、人によっては「文句言わないでただ言われたことをやればいいんだ」と解釈する場合があります。
だいたい子供は親に「つべこべ言わずにやりなさい」と言われるもので、そういう言葉だろうと思ってしまうわけです。僕たちエンジニアチームでは、この言葉はもっと大きい、働く際の姿勢や想像力の重要さを示しているものとして捉えます。大事なことはできるできないじゃなく、やる方法なのです。

—-

この世には光の速さとか熱力学第二法則など、絶対に越えられない壁は存在します。
物理的な限界は必ず存在しますし、人間が走っても自動車には勝てないなど、人間の能力の限界などもあるわけです。
(まあこんな記事もありますけど http://www.livescience.com/8039-humans-run-40-mph-theory.html )
物理的な限界は越えられない、だから無理だと言う論理は大変シンプルで明快です。反論できません。

ですが、普段のプロジェクトやお仕事の中で発生する「できるできない」については、物理的な限界ではなく主に想像力の限界から発生している事が多いと感じるのです。

「珠玉のプログラミング」という名著があります。細いアクセス回線しか無い辺鄙な研究所から、どうにかして大きいデータを毎日1回送り届けたいというお話が出てきます。データを伝送すると二日かかる、さてどうするか?
「できるわけがない、無理だ」と言って、無理なプロジェクトを開始したマネージャに当たり散らしますか?
だって物理的限界が存在しますからね。無理だ、というのは簡単です。文句言わずに失敗するプロジェクトで日々黙々、二日かかる伝送を繰り返しますか?仕事していて楽しくありませんし、無駄を自覚しながらやっていてそれでいいんでしょうか?

その本の実例で出てくる解決策はとても面白く、ぜひご自身でお読みになることをお勧めしますが、とにかくプロジェクトチームはあっさりと問題を解決しました。なぜでしょう?答えを書くわけにはいきませんが、「本当にやりたいことはデータをどこか別の場所に送ることであって、細い回線を使う必要はない」というヒントだけを書いておきます。

プロジェクトの内容や与えられた命題をそのまま受け止めるのではなく、本当にやりたいことは何ですか?と想像することが大事だと思うのです。本当にやりたいことを考えると、実は物理的限界を越えなくても実行できる方法が見つかるかもしれません。想像力が足りないと、言われた事をただ実行する事のみに拘った結果、物理的限界に囚われるか、物理的限界に逃げてしまうことがあります。

別の例でいうと、「Cで1/3を機械の限界まで求めよ」という問題があったとします。
アメリカの就職インタビューで出てきそうですね。
通常のプログラマならdouble使うかどうするか、それとも整数でなんとか小数点第何位までメモリ使えるか悩む
ところですが、実は

printf("0.");
while(1)
    printf("3");

これだけで答えになりませんか?循環小数なので3以外出てくる可能性はありませんし、機械の限界まで、ただひたすら0.3…を表示するだけです。
(ただし、実際の仕事なら「なぜ限界まで求めなくてはならないのか」を聞くところです。)

物理的限界を突破する想像力を身につけて、できるできないではなく、やる方法を考える。
これこそエンジニアリングチームに求められる流儀だと思うわけです。
まあどうやって想像力を鍛えるか、はまた別の難問ではありますが。

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